九州北部豪雨災害ボランティアの報告


 2017年7月27日(木)  朝倉ボランティアの報告  徳山教会 柴田 潔

・朝、5時に幼稚園に集合。2つの幼稚園の5名の先生が参加。 
・8時過ぎに朝倉インターチェンジを降りる。ボランティアセンターがすぐに見つからなかった。
・途中で比良松中学校の校舎が被害受けている現場を通る。
・ボランティアセンターになっている朝倉球場近くの場所には水没した軽トラックがそのままになっていた。
・8時20分にボランティアセンターに到着。
・すでにたくさんの方が来られていました。その日は、669名がボランティアに参加されました。
・私たち6名は30人乗りのマイクロバスで朝倉市杷木寒水(はきそうず)地区に移動。
・作業内容の指示を区長さんのお宅までももらいに行く。
・途中、かなりの土砂が流れてきたことがうかがえる現場を目撃。
・依頼者さんは、道路側の2階の建物に移動して何とか流されずにすみました。しかし、土砂水がくるぶしまで来たのでもうダメかと思ったそうです。
・ご主人は土石流に流されたので、もうダメだと依頼者さん諦めたそうです。幸い、木に捕まることができなんとか一晩しのぎました。しかし、流された時に負傷した傷からバイ菌が入り、救助されてすぐ病院で手術を受け入院中。一気に顔がげっそり痩せてしまったそうです。
・依頼者さんは、近くの中学校で避難所暮らし。食事をもらいに中学まで行かなくてはなりません。
・最初の2〜3日は夜思ったより眠れましたが、以来、ほとんど眠れなくなってしまったそうです。
・作業は、床上1.5メートル堆積した土砂を外に運びだす作業。泥は水を含んで重たかった。
・熱中症対策で、10分作業して10分休むくらいのペース。これを何度も繰り返しました。
・依頼者さんは、休憩の時に、飲み物・冷やした濡れタオル・スタミナドリンク・ゼリー・漬物まで出して労ってくださいました。
・暑さでバテましたが、10時半から1時半まで作業をしました。たくさん堆積した土砂の一部でしかありませんが片付きました。
・区長さんが挨拶に来られ「皆さんのスコップ1かき1かきで復興が進みます」と言われました。
・水害の後作業は大変です。幼稚園の先生たちも、暑い中本当にお疲れ様でした。
・帰りは高速道路のサービスエリアで、ご支援いただいたお金でソフトクリームを食べました。おかげで生き返り3時間運転できました。夕方6時半に幼稚園に戻りました。
・新聞やテレビで見るのと、現地に行くのとでは同じ出来事でも受ける印象が全然違います。大変さを実感します。
・暑い中での作業がまだまだ続きます。早く片付いて元の生活に戻って欲しいし、今日作業されるボランティアさんが怪我なく熱中症にならないようにと願います。
・ボランティアから帰ると私たちの日常の生活に戻ります。それはありがたいことです。と同時に、今大変な思いをされている方々のことを忘れないようにしたいです。
・園児さん、教会の方にそのことを伝えたいです。
・お祈りとご支援をいただいた方々に感謝です。



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